里山の日常

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しゃくなげの 最前線に 咲きこぼる

ここ奥八女では、山あいの「星野村」や「矢部村」といった村々がしゃくなげの観光地になっています。 以前、私がお世話になった矢部村の方々からしゃくなげを贈り物としていただき、それは今も我が家の裏庭に育っています。裏庭に植えたのは、しゃく...
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今年は「オモテ」です! 筍を収穫してきましたよ。

昨年は、竹林に入って、筍の芽をそれこそ目を凝らして探していたのですが、今年はそういう苦労は要りません。それくらいたくさん目を出している筍……今年は当たり年というわけです。これを奥八女では「オモテの年」と言います。 ゴビーさん...
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ゴビーさんの住む集落では、山から水を引いている。

戦後設置された村の飲料水。それは、山奥に湧き出す水口から二箇所の貯水池を経て、地中に埋設されたパイプを通して全家庭に届いています。 一年を通して豊富な水量は変わらず、村の十七軒の暮らしを潤してきました。 これを維持するには絶え...
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二月が逃げて

奥八女にも春の気配が日に日に感じられる…… 先週、春一番が吹いて荒れ模様、花粉も飛び始めて困ったもんだ。と思っていたら2月が終わってしまいました。 ゴビーさんちの庭のしだれ梅は今が盛りです。ヒヨドリたちが毎日にぎやかしく集い、...
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春を待つ、秋を待つ

奥八女が2月を迎えています。 モノトーンの野山にも、しっかりしたグリーンを保っている植物があります。田んぼの畦にワサワサとしげるこの草は何でしょう。 これは、「彼岸花」の越冬する姿です。あの秋空の下に見る情熱的な赤色からは想像...
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どんど焼き

お正月の締めくくりとなるこの神事は、地方によって「どんど焼き」「左義長」「さぎっちょ」もしくは「ホッケンギョウ」などと呼ばれるようです。例年、奥八女では多くの地区でどんど焼きが行われます。私の住む集落のワケモン(「若い者」の意味。とは言っ...
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あけましておめでとうございます〜合原茶園の年越し〜

「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」と申しますが、あれこれ過ごしている内に松の内も終わっておりました。村の年越しの様子をレポートしようと思います。 新年を迎える厳かな天満宮に鏡餅と干し柿を供えます。 そのまま、除夜の鐘をつ...
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お米の荷造り♪

今年も平年並みに米の収穫がありました。年々減らしてきた水田ですが、家族が食べる1年分の確保のほか、長年購入して下さる方の分も用意できる収穫がありました。 2020年は、九州北部はウンカの被害が酷かった年でした。ウンカとは、稲に付く害...
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年末恒例村の神事

毎年12月に、村の神社の注連縄取り替えなどの祭りがあります。村の男衆は注連縄造り、神社の初詣準備、神事と酒宴で終日ハレの1日です。 今年は、コロナ禍により神事のみで終了。それでも幟(のぼり)を倒すのが夕方ですので家から出かけることも...
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降霜

12月に入るといよいよ冷え込みが厳しくなりました。奥八女は内陸部。朝は厳しい冷え込みです。
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