今年は柿が不作の年だった。甘柿も渋柿も。
敷地内に渋柿の木を1本植えているが、その木にも実はほとんど付けず、上の方に少しだけだった。
その渋柿を大事に収穫し干し柿にしている。作ったのはゴビーさんの父と母。
ゴビー曰く、「ヒヨドリの餌食にならないことを祈っている」とのこと。
毎年お正月のお供えに使う。白く粉をふくので「こをふく」が『幸福』に進化し、干し柿は縁起物になっている。
子どもの頃は干し柿は苦手だったけれど、今では一級品のドライフルーツだと思う。そのままおやつとして食べたり、ブランデーに付けてお菓子の材料にしたり、焼酎に漬けてふやかして和え物にいれたり、と用途は広い。
今年もおいしい干し柿になるといいな。
気温が高すぎるとカビが生えそうでちょっと心配。
そういえば去年はクリームチーズを、開いた干し柿で包んで(巻き寿司状態)薄く切って食べたなあ。あれはワインにあった。
先日収穫した落花生。ゴビーさんの母が全部ゆでてしまっていた。
そのまま食べてもおいしかったけれど、残った分、皮をむいて中身だけ取り出し、フライパンで炒ってみた。こんがりとなったところにゴマ油を少しかけ、塩とこしょうもぱらっと。食べてみたらなんともおいしい味。これもワインにあいそう。ビールにもあうわ。
家の周りを一周してみた。葉野菜も今がたけなわ。レモンの木も実をたくさん付けている。楽しみが増えるこの季節。
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