稲刈り後のわらもやし

わらが燃やされたところが黒こげになった田んぼ 里山の日常

こんにちは。ゴビーです。

先日の記事では、稲刈りのことを書きました。

奥八女では、稲を刈り取った後の田で稲わらを燃やす伝統があります。
稲わらは、米俵や炭俵といった入れ物、物を束ねる紐、敷き物、祭り飾りの材料、次年度の肥やし、燃料などなど、様々な用途に活躍してきました。その有り様は、戦後高度経済成長期まで見られた光景でしたが、電気に頼る時代に突入しプラ製品が普及した今では、稲わらの必要性は無くなりました。

稲刈り後に田で稲わらを燃やす風習はいつ頃から盛んになったのか覚えていませんが、大規模経営をされている平野部の田んぼではあまり見ません。ですので、奥八女ならではの風物詩かもしれません。
すぐそばに民家があると火災の恐れもあるので、風のない午前中に燃やすなど、気を遣います。

わらの散らかる、稲刈り後の田んぼ
燃やす前
わらが燃やされたところが黒こげになった田んぼ
燃やした後

コメント

タイトルとURLをコピーしました