今年もおかげ様で何とか無事に茶摘みを挙行することが出来ました。
当園のお茶の特長は何と申しましても「無農薬」。
40年近く無農薬を続け、お買いになるお客様から信頼いただいていますが、今年は私の体感としまして10年以上ぶりに新芽の鮮やかさ伸びの良さが見事です。例年通りの手入れをしたはずですが、今年は何故にこんなに素敵な新芽なのか、喜ばしい不思議です。どうぞ味わってみて下さい。
さて、新茶の柔らかい芽を摘む際には神経を遣いますが、では体力面で大変なのは何かと言うと、茶畑から軽トラックまで摘んだばかりの茶葉を担ぎ上げる過程なのです。チベットのシェルパをご想像下さい。あのような急な斜面を重い茶袋を抱え何十回も行き来します。
茶摘み前には、下の写真のように坂道の足場を整えます。
今年は訳あって茶摘みの応援に呼べる親戚が少人数になり大変でした。茶摘みには真っ先に駆けつけてくれいつも私共が頼りにしている者の一人は、作業の合間に野苺を見つけ童心に帰ったようにはしゃいでいました。
五月晴れのおかげで、モネの「散歩、日傘をさす女」を彷彿させる一枚となりました。
それでは、じきに茶葉となりお会いしましょう!
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